先日書くと言って書く時間がなかった私のノースウェスト航空の体験記を書くことにする。
私は2002年~2004年にかけて海外出張が多い時期があったのだが、最初の海外出張でニューヨークへ行ったときに、NWで行った。それが唯一のNW搭乗体験である。
私は今でこそANA一辺倒であるが、その前はJALで、さらにその前は航空会社なんかどこでも良いという人であった。というか、海外出張が重なってから「ひょっとすると1社にすると結構マイル貯まるんでは?」と思い、いろいろ情報を仕入れるうちに「ひょっとすると上級会員資格を狙えるのでは?」ということになり、現在のANA偏重に至り、上級会員資格もめでたくゲットできたわけである。
ちなみになんでANAかというのは、出張メンバーにスタアラ派が多く、JAL派だった私が負けてしまったからである。でも私は「鶴丸の旧JAL」が好きであって、今の「The Arc of the SunのJAL」は大嫌いであり、またご存知の通り現在の不祥事続きを考えると、その前の時期にうまくANA転向したというのはラッキーであったと思う。
そんなわけで話を戻すと、この時期はどの航空会社でもいいや、ということでNWにしたわけである。
では何故NWだったのか。
もちろんスタアラ好きな出張メンバーもいたので最初はANAだったのだが、NWにするとPEX運賃だと片道ビジネスクラスにアップグレードします、ノーマル運賃だと往復アップグレードします」という明確なオファーが、エージェントに入っていたからなのであった。もちろん、ANAも同じことはしてくれるのだが、リクエストベースなので、満席だとうまくいかない場合が多い(というか、ANAでPEX出張したときは平会員だったこともあって私は全敗した)。ちなみにJALはもっと制限が厳しかった。
ここらへんはエージェントの力関係とも影響があるので、私の体験は全てではないのだが、そういうわけで、NYはかなり遠いし、確実にアップグレードしてくれるNWにしましょうということになったのである。
今思えば、ANAにすりゃ良かったと激しく後悔しているわけですが…。
さて、出発は2002年12月某日、成田15:35発NW18便ニューヨーク行であった。
この便はNWの経営再建のため昨秋から運休しており、隔世の感がある。

出発は第1ターミナルである。古めかしい搭乗口が海外に行くんだという高揚感をかもしだしているなあ。
第1は、この後2003年3月にBAでロンドンへ行って以来全く使ってないのだが、こういう搭乗口はまだ残っているんだろうか。
ちなみに、2003年3月のロンドン行も、ANAはプレミアムエコノミーが出張運賃では高すぎて乗れず、まだ安いワールドトラベラープラスが使えるBAにしたのであるが、全く知らなかったのだがBAはJALマイレージバンクに貯められるのは、ノーマル運賃だけであり、結局0マイル加算で激しく後悔したのであった…。ああ、これもANAに貯めていればなあ。
さてこの頃は、この便が香港発成田経由ニューヨーク行であることも、米系の搭乗時刻がアホみたいに早いことも知らなかったので、ぎりぎりの搭乗となり、機内は満席であった。
その頃機内の写真を撮る趣味もなかったので、写真がないのだが、エライ満席でつらかった記憶がある。
しかも、驚くほど日本人がいなくて…香港人のうるさいの何の。
さらにあちこちで赤ん坊が泣き喚き…シートTVもないし、ホント、長ーいニューヨークまでのフライトであった。

機内食はいかにもアメリカンだけど、まだ若かりし頃だったので量的には満足だったかな。
ということで長いフライトの末NYに着きました。
で、無事に仕事も終わったので、ニューヨーク12:30発NW17便成田経由香港行に乗って帰る事になった。
チェックインカウンターは香港人で超大混雑で、またそいつらの荷物はなぜか例外なくめっちゃ多かった。
一応ビジネスだとは言われていたのだが、チケットはエコノミーなので、いきなりビジネスカウンターでチェックインして怒られたらいやだなあと思って、じっと並んでいたので乗る前から疲れてしまった。
がまあとりあえず、ワールドビジネスクラスの搭乗券はくれた。

くそ面倒くさいセキュリティチェックを抜け、ようやく機内に入る。
そういえば往路はPCの電源を入れろとかすごくうるさかった。今思えばSSSSマーク付きだったのかもしれない。
私のビジネス体験はこれが2度目で、半年ほど前の2002年7月、新婚旅行帰りのJALでインボラアップグレードされたのが最初である。

そんなわけでその当時はJALとの比較でしかないのだが、シートピッチは広かった。でもJALも当時最高級だったスカイラックスワイダーピッチだったので、どっちもどっちだったかな。シートTVとかは、日本語のJALのほうが圧倒的に良かったという記憶がある。
余談だがスカイラックスワイダーは、初めてのビジネスだったこともあるけど、最高に良かった。今や何度もビジネスに乗ったけど、最新のフラットシートよりも、いかにも椅子なんだけど深く倒れるあの椅子が最高だったと今でも思う。
なお今はNWもフラットのシートが入っているので、きっとまた違った印象があると思う。

食事は、JALはワントレイでどさっと持ってくるので、1品ずつ持ってくるNWのほうが形としては良かった。
でも、この前菜(あんまおいしくなかったけど)の後…

いきなりデザートが出てきますた…なんていうことだ。しかもこれもそんなにおいしくないし。
ということでクレームを言ったら

メインが出てきたんだけど…なんか急ごしらえっぽくてすごくまずかった。なので一気にトーンダウンである。
ちなみに、CAは謝罪の言葉と共に1500マイルだかのクーポンを持ってきていた。こんな感じでチケットを出すあたりいかにも米系エアラインである。
あ、そうそう、クレームは日本人に言ったのであるが、後で知ったのだがNWの日本人は、CAではなく「機内通訳」という肩書きらしい。NWは日本ベースのCAを太平洋線に乗せられないので、日本人は、米国ベースの人か、機内通訳という苦し紛れの肩書きの人が乗るらしい。だから謝罪も代わりのトレーも、その日本人ではなくてCAが来た。
うーむ、なんていうかなあ。
ということで、たかが機内食されど機内食で、せっかくのビジネスもなんだかなという感じで成田に向かった。

到着前の食事はまあまあだった記憶がある。
そんなわけで、機内が騒々しかったりいろいろあって、なんか私には馴染めない雰囲気だった。こういう堅苦しくない雰囲気が好きな米系エアライン好きもいることは承知の上だが、私はもういいや、という感じであった。
ってなわけで、それ以来乗ってません。
さて、この時NWのマイレージはマイルに当時さほど興味もなかったので、しばらく放置していたのだが、出張資料を整理していて、ワールドパークスの申し込み用紙が出てきたので、せっかくなので申し込もうと思って申し込んだ。
ところが、アカウントは出来たのだが「事後登録は受け付けておりません」という冷たい一枚紙が入っておりまして…この出張の加算はゼロマイルであった。
これにはかなり憤慨し、それまでのなんだかなあという雰囲気もあって「こんな客に冷たいNWなんか使うものか!」と思ったのである。
で、このアカウントは今年度の「ニッポン500マイルキャンペーン」で申し込みをするまで休眠状態に入ったのであった。
この後、マレーシア航空でクアラルンプール⇒シンガポールまで乗ったけど、この区間はマイル積算対象外なので、加算できてない。
でも憤慨した感情を廃して素直に「ニッポン500マイルキャンペーン」を2003年10月の初回から申し込んでおけば、今よりももっとマイルが貯まっただろうから、ちょっと残念である。
というかもっというと、私は2000年と2001年にマレーシア航空でドイツへ旅行に行っている。もしこの頃からワールドパークスの存在を知っていて、ちゃんとマイル加算してたら…と思うとさらに激しく後悔である。
以上長々と書いたけど、結論としては「あんまり興味ない航空会社でもマイレージ情報はちゃんとチェックして、こまめに貯めればきっと良いことがありますよ」ってことでしょうかね。
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